そもそも 鍼治療って?
自然治癒力を導き出す…
身体には、弱ったところや病気があると、
自分の力で回復させようという自然治癒力があります。
ところが体調や症状により自然治癒力を発揮できないことも、しばしばです。
その自然治癒力を導き出し、内臓機能、血液循環、免疫作用、自律神経など、
本来の正常な状態に戻すことが大切です。
鍼治療の作用
テレビで放送されるとき、『東洋医学の神秘』などと紹介されることが多いですが、
現代医学的にも証明されている鍼治療の作用を並べてみましょう。
「鎮痛作用」
脳内に痛みを制御するエンドルフィンがつくられ、
血行も促すのでただ痛みが弱まるのではなく、機能回復も期待できます。
「調整作用」
神経の正常な伝達(過敏・鈍磨)を調整します。
鎮静 : 神経痛・月経痛・下痢など
興奮 : 知覚鈍麻・神経麻痺・弛緩性便秘など
「誘導作用」
遠隔部位に鍼を刺し
頭痛・炎症性疾患など
「消炎作用」
白血球の増加・誘導により消炎
五十肩
「反射作用」
内臓体壁反射
胃腸疾患
「免疫作用」
白血球・リンパ球などの増加
風邪
「転調作用」
浅い刺鍼により副交感神経が興奮 → リラックス
深い刺鍼により交感神経が興奮 → 新陳代謝 促進
自律神経失調症
*衛生面は大丈夫?
滅菌されたディスポ鍼を使用し使い捨て、エイズや肝炎など感染症の予防を!
私が開業した昭和59年頃、世界ではエイズが、国内では予防接種や歯科治療などにより、肝炎の感染が国民に恐怖を与えていました。
鍼治療も同様で、「鍼治療で感染の恐れは…?」と、患者さんから幾度となく質問されました。
私は開業時から患者さんの前で鍼を折り曲げ使い捨てを徹底していることをアピールしてまいりました。
その頃の鍼は消毒して再利用している治療院が大多数でした。
私の鍼に対する衛生感覚を信頼していただき、「鍼治療離れ」どころか、
患者さんからの紹介が広まることとなりました。
鍼は痛くないの?
皆さんの感受性、症状もさまざま…。
あなたに苦痛や緊張を与えないよう、使用する鍼選びも大切です。
セイリン株式会社 開発の丸い鍼先の無痛鍼を使用しています。
また、鍼の太さ・長さもいろいろです。
あなたに感じ方を伺いながら、最適な治療を目指します。
治療中も遠慮なく、心地よさや苦痛をおっしゃってください。
初めての方も思ったより
≪どんな症状にオススメなの?≫
*疲労をいやしましょう
肩こり
*いろいろな痛みに…。
頭痛
腰痛
神経痛
関節痛
頸肩腕症候群
*自律神経失調症
更年期障害
*スポーツ傷害
テニス肘
*交通事故
頚椎捻挫(ムチウチ症)