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自然館は、埼玉県狭山市の合気道道場です。

お問い合わせは 04-2953-9674

〒350-1325 埼玉県狭山市根岸1-17-6

館長挨拶_MESSAGEcompany

●はじめに

 自然館は、平成元年4月に埼玉県の狭山市に初めて誕生した合気道の道場です。
 文部科学省認可の公益法人である『財団法人合気会』に属し、埼玉県合気道連盟、狭山市合気道連盟に加入しています。
 初代・吾妻久朝館長は、航空自衛隊を定年で退官し、第二の人生をこれまで打ち込んできた合気道によって、「青少年の健全な育成に尽くしたい。」との願いを込めて自然館を開設いたしました。ところが、平成11年6月、志半ばにして64歳で急逝その後は次男の私がその志を受け継ぎ現在に至っています。
 合気道には、試合形式をとらず、性別・年齢・経験・体力など、それぞれ異なる人達が誰とでも一緒に組んで切磋琢磨するという特徴があります。自分が技をかけたら次に受けをとるといった、いわば自分を生かし、相手を生かす稽古を通じて、自ら「相手の痛み」を理解することができるのです。現代社会でもっとも欠けていると言われる他人への思いやりや労わりの気持ちを何よりも大切にしていた久朝館長の思いを、私達は合気道を通じて養い、伝えていければと思っております。館長 吾妻正義

令和5年・自然館だより

今年一年を振り返って・・・ 

 今年も大きな怪我もなく、無事に一年の稽古を終了出来ますことを何よりも嬉しく思っております。これも偏に会員と保護者の皆様のご支援ご協力の賜と心から厚く御礼申し上げます。
 

 さて、改めて一年を振り返りますと、なかなか気忙しい一年であったように思います。
 恒例行事のなかでも特筆すべきことは、埼玉県合気道連盟主催の2大行事である「少年少女練成大会」と「合同講習会」を、自然館が主幹となって開催できたことです。昨年開館したばかりの狭山市立武道館を使用し、大勢の参加者を迎え、どちらも成功裏に収めることが出来ました。
 特に「合同講習会」では、本部道場長・植芝充央先生をお迎えし、県連傘下の道友154名が一堂に会して汗を流し、交流の輪を広げることができましたことは、とても有意義なことであったと思っております。懇親会までとても和やかな雰囲気のまま終了し、達成感を感じられるひと時となりました。

 両大会の準備、運営に献身的なご協力を頂きました会員の皆様には、改めて深く感謝申し上げますと共に、大きな行事を協力して成し遂げ、会員相互の絆も一段と深まったものと信じております。

 今年はまた少年部の活躍も目立ちました。前述の「少年少女練成大会」では、演武練成の部で、自然館が「優秀賞」を受賞しました。ここでは、心技体3つの観点から各道場の先生方が採点をし、その合計点によって「優秀賞」1団体、「努力賞」2団体が表彰されます。自然館は過去4回のうち「優秀賞」を3回、「努力賞」を1回頂いています。今回も日頃の稽古の成果を存分に発揮し、元気よく演武ができました。この受賞を機に更に自信がついたものと思います。また来年も「優秀賞」目指して頑張りましょう!
 この他にも10月には、自然館近くの河川敷で行われた第2回「水富祭」で、気迫のこもった演武を披露し、会場を大いに盛り上げてくれました。 

もう一つ嬉しい出来事といえば、1月の本部道場鏡開き式での昇段推薦で、山本久則さんが五段位に昇段されたことです。自然館で初めて合気道を始めた会員では2人目の五段位の誕生となり、私にとっても自然館にとってもたいへん喜ばしいニュースになりました。今後はご自分の稽古に加えて、後輩たちの指導にも益々精を出して頂ければと思います。益々のご活躍を期待しております。

 お陰様で来年は、自然館も道場開設から35周年を迎えることになります。私が父の跡を継ぎ25年、ここまで継続して来られたのも、皆様からの温かい励ましとお力添えがあってこそだと深く感謝しております。
 来年は辰年です。天高く登る龍のごとく、飛躍発展の年にしたいと思いますので、どうか皆様には変わらぬご声援ご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
 時節柄、くれぐれもお身体大切にされ、良き新年をお迎えください。

      令和5年12月17日(日)  館長 吾妻正義

神ながら 合気の技を極むれば如何なる敵も 襲うすべなし
                     開祖道歌



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