☆まんがの庵へ

まんがキリスト教の歴史
☆総本舗へ
 「グリム童話」「メディチ家物語」の次は●「キリスト教の歴史」です。
この企画は、講談社から出されるよりずっと以前、「まんが聖書物語」が終った時点で、いのちのことば社から次期企画として打診されていたものでした。そのときは時期尚早として固辞しています。
講談社の提案は全1巻。私は企画・構成案をまとめましたが、結論は最低限上下巻の2巻組でないと無理というものでした。
そこで、講談社は「では、いずれ文庫化の際はうちから…」と退き、いのちのことば社での執筆となった次第。

そして、この先「日本篇」があるのでしょうか…?

はい、あるのです。只今執筆中!
でも、いつの刊行となるのか…まったくもって…

●「まんがキリスト教の歴史」前篇 いのちのことば社・刊
2006・10・20発行(全235ページ) 定価(本体1600円+税)
「まんが聖書物語」で描いた「使途行伝」の続きという形でスタート。
「初代教会の成立」から「十字軍」「教会改革」までの1500年間を描いています。
当初お願いした監修の先生が途中で交代するというハプニングもあり、実質的に担当編集さんと私だけの手作り本のようになりました(笑)。

☆インドネシア版こぼればなし

http://d.hatena.ne.jp/manga-do/20090711

●09年7月、海外翻訳版が出ました。
インドネシアからです。コレはまたずいぶんと派手な表紙になったものですね。

●同 後篇
2008・12・25発行(全235ページ)
前篇の帯に「2007年刊行予定」と書かれているというのに、丸々一年遅れの刊行です。
内容面の難しさもありますが、時代が近くなるにしたがって肖像、衣装、建物等の残存資料が増えてきたことによる、作業量の増加が主原因です。
つまりは、自由裁量で描けなくなったということ(笑)。
「宗教改革」から「世界伝道」「現代のキリスト教」までを描いています。