☆総本舗に
●パソコントラベル探偵団
放映(全26回)
「アニメ親子劇場」の続編にあたるシリーズで、
舞台は旧約聖書で描き残した部分と、
イエス昇天後の「使途の働き」の世界が中心。
新しいキャラクターとして翔の弟が登場します。
制作のグロス受注はスタジオ・シャフトになりました。
常に私だけが各スタジオに移動です(笑)。
●アニメ親子劇場
放映(全26回)
旧約聖書の時代に現代の少年少女がタイムスリップして、
当時の出来事を目撃するというコンセプト。
タツノコからの依頼で私が監督となり、外注スタジオであった
プロダクション・ルーズがグロス受注して制作されました。
私はルーズに机を置き、指揮にあたります。
主人公の翔とあずさ、ロボットのゼンマイジカケ、愛犬のキッチョムのキャラクターデザインはタツノコプロです。
各話の登場人物は全て私か、担当演出家などがデザインしました。
アメリカのケーブルネットでも放送され、そのときの番組タイトルは
「スーパーブック」です。
●トンデラハウスの大冒険
放映(全52回)
新約聖書を題材としたシリーズです。
主人公のゲン、カンナ、ツク坊、カンデンチンが、
タイムマシンでもあるトンデラハウスで、
紀元初頭の時代に旅をします。
イエスのたとえばなしを「日本昔ばなし」スタイルで描いたり、
初めてのシナリオにも挑戦しました。
制作のグロス受注はスタジオ古留美です。
これもアメリカでの放送があり、タイトルは
「ザ・フライング・ハウス」でした(笑)。
タツノコプロダクション制作の聖書アニメシリーズ3部作が、この「アニメ親子劇場」「トンデラハウスの大冒険」
「パソコントラベル探偵団」です。
タツノコプロとしては毛色の変わった作品群で、社内でもこの存在は忘れられているかもしれません(笑)。
実際、ほとんどが外部スタッフで作られており、私など、総括プロデューサーだとも思われていました。
私にとって、これほど「お任せ」だった番組は無いと言えます。
おかげで、その後のマンガ執筆につながったのですから、それはそれは感謝かも…
☆アニメの庵(一庵)に
☆アニメの庵(三庵)に
☆さらに詳しくは…
(工事中)
☆「トンデラハウス」こぼればなし
☆「アニメ親子劇場」こぼればなし
番組スタッフに配られたマグカップ