マンガ メディチ家物語

●「マンガ メディチ家物語」フィレンツェ300年の奇跡 講談社・刊
2005・9・28発行(全226ページ) 定価:本体1500円(税別)
全体の構成を考えることから始めるため、助走期間が必要でした。
参考文献、資料集めも大事なことです。1年間は殆んど実作業には入れませんでしたが、なんとか2004年末には脱稿できました。
諸事情により刊行が延び、2005年秋の発行となります。
マンガとしてではなく、一般書(歴史・文化)扱いの単行本となるため、書店での展開はやはり厳しいものがあります。
初版部数も抑え目となりましたし、在庫が掃けた時点でお役目終了ということに…

★そして…「キリスト教の歴史」へ

●同 講談社+α文庫
2008・2・20発行(全230ページ) 定価:本体743円(税別)
そして、「マンガ聖書物語」と同じ文庫のラインナップに入ることとなりました。
販路が違うので、発行部数も増えましたが再刷には至っていません。

☆総本舗に

グリム童話が完結したところで、講談社は次回作として歴史マンガを提案してきました。
イタリアの名門貴族「メディチ家」の歴史を描こう、というものです。
「聖書」にしろ、「グリム童話」にしろ、ベースになるのは既に在る物語です。視覚化に主眼を置く作業以外に、
今度は歴史をどう構成するかから始めなければなりません。
それだけに、新しい挑戦となるこの仕事に燃えないわけにはいきません!
2003年初頭から、頭の中のモードをドイツからイタリアにチェンジです。