まだまだたくさん彫りましょう…

その逆が「朱文」です。
どちらを使うという明確な決まりは無いみたい。
要は文字とのバランス…でしょうか。



☆総本舗に
同じ字でもスタイルを変える。


「書」を趣味にするずっと以前から、ハンコ彫りが好きでした。古くは芋判ですが、もっぱら消しゴムに自分の名前を彫る。

「書」作品の場合、紙の大きさや書く字の大きさによって、押す印のサイズも変わります。
色紙や半紙なら小さな印、半切や全紙なら大きな印と。
結果、別サイズの印をいくつも彫ることになるのです。


サイズが大きいと彫るのも大胆。
これで40×40ミリ。
丸いハンコもあります。



こうして彫る。


これは虫プロ時代に使っていたハンコ。
「入辺」というのはバイト用(笑)。
別名・入辺虎武(ブラドベリイの逆)

彫ること自体は、
朱文の方が難しい。
細い線を残すのでネ。
☆書の庵に
朱文と白文の組み合わせも面白い。
縁を軽く傷つけてみたりして…

小さいのも大変!
8ミリ角が精一杯かな…
内枠を加えることもあり、
★では、印影画像をどうぞ。





「樋口之印」



文字が白く抜けるのが「白文」。

で、「書」を始めるにあたり、使うようになった篆刻セットがこれ。
或る年の、カミサンからの誕生日プレゼント。ずっと死蔵していたものです。
どんどん彫ると、こんなに増える。