Maintenance


'07年10月20日 ATミッションO/H終了♪


愛車B3のATミッションO/Hが終了したので、引き取りに行ってきました♪



10日ぶりに見る愛車・・・
うぅっ、逢いたかったよぉ(嬉涙)。


えー、まずは気になる金額なんですが
結論から言うと、マフラーマウント交換を含めた総額で・・・

約45諭吉・・・でした(>_<)


(心の中で)泣きながら支払いを済ませたあと(苦笑)、工場長の片岡さんに
交換されたパーツを見ながら、今回の作業内容の説明をしていただきました。





空っぽのATミッション本体です。
こんな状態で見る機会なんてなかなかありませんよねぇ(苦笑)。


トランスミッション内のギヤです。
こんなにたくさんの数&種類のギヤが
使われていることに改めてビックリです!
ギヤのダメージが良く分かる写真です。
まだらに焼けているのが見えますが、オイル量不足で
回されたギヤが高熱になるとこのようになるそうです。
やっぱり早めに見てもらうべきだったなぁ・・・
(って今更後悔しても遅いんですが-_-;)


ちなみに前回のレポートで「茶色く焼けてる」と書いた部分は
元々がそういう色をしているそうです(つまり正常・・・無知な私に渇〜-_-;)。

こちらは元々付いていたトルクコンバータですが・・・
実は違う品番を組みつけてもらっちゃいました!
裏返したところです。元に付いてたものがG40。
そして新たに組みつけられたパーツの品番がM72です。

(ポインター当てると品番が確認できます)


普通は同一品番の新品を取り付けて終わりなんですが、デル・オートでは
どのATミッションにどんなパーツが適合するかの知識があるので
こんなことが出来るそうです。

・・・ということでトルクコンバーターに関しては後期型にグレードUPしました(^^)
ある意味モディファイになったのかな??(^^;



バルブボディ(左)とコントロールユニット内部です。
「ゴミ一つ詰まっただけでもトラブルの元となる」という説明に思わず納得。
・・・って言うか一目瞭然っすね(^^;


交換されたオイルシール&ガスケットの残骸です。
これまたたくさんのシール類が使われてたんですねっ(@_@)
ねじ切れたオイルパンガスケット。
フロントシャフト側のシール以外に、
ここからもオイル漏れを起こしていたそうです。



オイルパンシールが社外品だったことに加え、規定トルクより
きつく締められていたのが原因でオイル漏れを起こしていたそうです(-_-;



うーん、だとすると↑この部分のシール↑に関しては社外品は使って欲しくありませんねぇ。
フロント側シールの漏れは仕方ありませんが。







ミッション修理業者は多々ありますが、B3はZF製ミッション搭載車。
・・・となるとZFに精通している所が確実。

そういう意味ではドイツZF社の正規サービスステーションである
デル・オートなら絶対間違いありません♪

何故なら・・・

「基本的にZF社提携ショップ以外では、パーツの単品供給は受けられません。
もしパーツが手に入ったとしても、締め付けトルクなどはZF社にて
メカニックトレーニングを受講しないと分かりませんからねぇ。」(片岡さん談)。

つまり、他店ではもし不具合箇所が特定できたとしても、
修理に必要なパーツが単品で出ないため、結局Assy交換となってしまいます。
その点、デル・オートならドイツから必要なパーツが(それこそネジ1本でも)
供給されるのでコスト的にも断然有利。

また、「(巷で流通している)リビルトミッションの中には、アメリカなどで
流通している安価な社外メーカーパーツが使用されている場合があり、
その場合たとえ新品であっても信頼性に疑問符が残ります。」とも言っていました。

確かに一旦組み付けられてしまえば、中は見れませんからねぇ。

その点、今回は交換されたパーツを一点ずつ見せてもらいながら、
どこに不具合が出ていたのかを説明してもらったし、
作業途中の様子も「こだま」さんが写真撮っててくれたんでバッチリでした(^^;



気になるATミッションのフィーリングですが・・・
最初の一踏みで違いが分かりました。

一言で言うとダイレクト感が増した感じです。
あくまで比較しないと分からない程度のものですが。

今思えば入庫前は微妙なショックがある割りに、加速感が悪かった気もします。
もしかしたら若干滑りがあったのかも知れません。

いずれにせよ、これで当分の間は安心して乗ることができます♪
・・・って言うかO/H頼んでおいてホント良かったぁ〜!!(^^)