・・・って言うかトラブル(-_-;

'06年12月3日 3つの警告灯が同時点灯!!(>_<)


日曜日の昼下がり、家族でプチお出掛け中の出来事です・・・

何の予告もなしに、いきなり警告灯が点灯しました!
しかも3つ同時にっ!!


それと同時にゼロ発進時の加速が、力が抜けたようなもっさりした感じになりました。
ある程度の速度になると普通に走るのですが、一体何が起こったんだ??



途中で停車して取り説を見たところ・・・
左から『(1)エンジン警告灯』、『(2)EML警告灯』、『(3)ASC+T警告灯』でした。


さらに読み進めていくと・・・。

(1)排気ガスの値に異常が発生すると点灯します。BMW正規ディーラーで点検を受けてください。
(2)EMLの機能に異常があるときに点灯します。
(3)システムが故障しています(〜中略〜)BMW正規ディーラーで点検を受けてください。

(EML=Elektronische Motorleistungregelungのことで、エンジン出力の電子制御。
メカニカルにアクセルでスロットルを制御する代わりに電子的に制御するもの)
(ASC+T=加速時や発進時の安定性向上および駆動力を最適配分するための装置)


こりゃ、ディーラーで診てもらわなきゃ無理だわ(-_-;


すぐに電話して、状況説明をすると、
「診断機にかけないと分からないのでクルマをお持ちいただければ」
とのことだったので早速ディーラーに向かいました。

到着後、早速診断機にかけてもらいました。
が、結果は前回と同じ「一時的な故障で現在は異常なし」。

エンジン警告灯が消えないのは、ディーラーで見ないと分からない場合がほとんどなので
「症状が治まっても消えない設定になっているから」だそうです。

「前回も言われたエアフローセンサーじゃないんですか?」と聞くと、
「症状が出ているときに診断しないと確定的なことは言えないので・・・
このセンサー、結構高いですし(約8諭吉)。
現在は症状が治まっているので、もうしばらく様子を見てください」とのことでした。

そして、EML警告灯に関しては、「スロットルバタフライを制御するもので、
効かない場合に点灯します。発進時の加速の悪さはそのためですね。
また、EMLが作動しないと当然ASC+Tも作動しないので警告灯が同時に点きます。」

とのことでした。が、現在はこの症状は全く出ていません。
そしてログにも記録は残っていなかったそうです。

ディーラーを後にすると、いつも通りのアルピナの走りに戻ってます。
うーむ・・・ますます謎が深まりました(>_<)。


車の方はひとまず片付きましたが、ドタバタしてたおかげで昼食食べ損なっちゃいました。
おかげでまだ17時にも関わらず、お腹ペコペコ(>_<)。
・・・と言うことで地元の創作寿司店でディナータイムです。




帰宅後、ネットでEMLトラブルの過去ログを調べたところ・・・
「ガソリンを満タンにしないように、とディーラーで言われた」、と言うコメントがありました。

あっ!これ、前日やっちゃいました(汗)。

普段、セルフスタンドで給油するのですがその際、自動で停まったところから
下一桁がゼロになるように継ぎ足しています。

E36のときは気にしていたんですが・・・
次回から気をつけなきゃです(苦笑)。




〜12月11日追記〜

エアフローセンサーについてALPINA乗りのWTさんが
他メーカー車でも同様の症状を御経験されている、とのことで、
そのときの様子を御自身のBlogに詳細記述されていました。

以下、'06年12月7日のBlogより転載させていただきます(ほぼ原文のまま)♪

★ただし下記の交換履歴は全てBOSCH製のセンサーで、必ずしもBMWで使用している
SIEMENSにもあてはまる症状かは断言出来ませんのでご了承ください、とのことです。



先日ダブルKさんのブログを拝見していたところエアフロセンサー不良と思われる
症状に関する記事をお見受けしました。

私も過去に2回ほどエアフロセンサー交換という修理暦を経験しておりますので、
その時の症状等をコメントをさせていただこうか思いましたが、
文才の無い私の長文をだらだらと書き連ねるのも如何なものかと思いとどまり
今回は自分のブログにて報告させて頂くことにしました。

まず初回は2000年 MB C240SportLimited で発生しました。
2000年7月に新車購入した個体ですが、納車後たしか3〜4ヶ月後に
信号待ちで停車するといきなりアイドリングが乱れはじめ
アクセルを煽っていないと完全にストールする勢いでした。

ところがそのまま走り出し2000回転を超えたあたりから
何事もなかったかのように普通に走行します。
その時は「あれっ?プラグかぶらせたか?」程度に思いそのまま帰宅、
翌日はいつもと変わらぬ状態でしたので正直あまり気にしませんでした。

.....が、それから数週間後にまたしても同じ症状が発生、さすがにこれはおかしいな?
と直ぐにディーラーへ持ち込みテスターにかけてもらいました。
とりあえず預からせてほしいとの事でしたのでその日は代車で帰宅し
翌日の連絡を待つ事にしました。

翌日さっそく連絡があり、確か3番か6番のシリンダーでミスファイアの
ログが残っているがエアフロ廻りが怪しいのでとりあえず交換しましょう
との事で話がまとまり、ついでにお願いしたアライメントの確認とあわせて
数日後に無事帰還、

その時は「納車後すぐにエアクリーナーをK&Nに交換した程度で
他は何もいじっていないからただの初期不良だな....しかし疑わしきは
即交換とはMケア恐るべし...」程度にしか思っていませんでしたが
その後MB関連のコミュニティーサイトで
「浸式タイプのエアクリはエアフロ壊すから交換はお勧めできません」
という内容の書き込みを発見!! 

その時点で再発はしていませんでしたがノーマルに戻したのは言うまでもありません。
その後は下取りに出す日まで何のトラブルもなく好調でした。

次に交換したのはGT3です。こちらはMBの時とは少し症状が違いました。
初期症状としてまずアクセルを強く踏み込んだ際に3速4000回転付近で
息継ぎが発生、そこから上に行くとまったく問題ありません。

そしてさらに悪化してくると他のギアでも概ね同じ回転数で息継ぎが発生し
さらにその後500回転くらいかぶったような症状が続き
そこを超えるとまたきれいに回ってくれます。

これはGT3関連では有名なサイトを運営されている方の症状報告と
酷似していましたのでこの時点で完全にエアフロセンサーを疑いました。

一応テスターにかけて貰おうと思いミツワ目黒さんへ持ち込み
症状を話してみたところ、まず一言目に「エアクリーナー変えてますか?」
......ってまたかよ...と思いつつ「変えちゃってま〜す」と答えると
「エアクリーナー変更されている方に多く出る症状なんですね...
一応お預かりして実走も含めてチックしてみます」
との事でとりあえず車を預けてまたまた翌日の連絡を待つことにしました。

翌日きちんと連絡を頂き
a.. テスターでは不具合は出ていない
b.. 実走でも特に違和感はない
c.. 念のためエアクリーナーは純正にもどしたほうが良い 
d.. その上でしばらく様子を見てほしい

と言う事でエアクリを純正に戻し車を引き取りました。
実走チェックに関しては平日の目黒通りでアクセル全開など
出来るはずも無いのでいたしかたないと思う事にして、
その後しばらく様子見で乗っていましたが症状は改善されませんので
自分の中では完全にエアフロセンサーがNGであるとほぼ確証を
持っていたこともあり、今度はポル専門の整備工場へ相談してみました。

お話を伺ったところ

a.. エアフロセンサー不良はテスターになかなか出ない事も多い
b.. いきなり動かなくなることはあまり無いが症状が進むとエンジンがかからなくなる場合もある
c.. 症状を聞く限りたしかにセンサー不良が有力
d.. エアクリを戻して症状が出なくなる場合もあるが現状出ているようであれば怪しい
e.. センサーに関しては実際に交換しないと確証がもてないが予備パーツとしての在庫が無いのでオーダーになってしまう

このままさらに悪化するのを待つ勇気もありませんので即パーツオーダー。
数日後ほんの10分ほどの作業で完全復活!!
その後はいたって快調でした。しかし10諭吉は痛かった(泣)

なんだかまとまりの無い文章になってしまいましたがポイントとして
a.. K&Nのような浸式タイプのエアクリーナー使用した際にその油分がセンサーに付着して汚れが原因で誤作動を引き起こす可能性がある 
b.. 一時的なものでその後発症しない場合もある
c.. 個体により違うが燃調系特有の症状が出る

という感じでしょうか。しかし自分でポイントを挙げておいて何ですが、
確かに油分付着による汚れは可能性として高いと思うのですが、
実はセンサー自体もかなり性能にバラツキがあるように思えてなりません。

と言うのもGT3に乗り換えるまで同じ996の前期C2を所有しておりましたが
こちらはエアクリーナーを変更しても特に問題はありませんでした。
もちろんエアクリからセンサーまでの距離や経路の取り回しも違うので
必ずしも同一条件ではない事は承知しています。

それと前期GT3のエアマスセンサー不良に関する話題は私が購入した時点で
既に結構有名でしたし後期からは品番が変更になっていました。
近年ではセンサー単体で交換可能な車両も増えてきているようですが
(ケースアッセンブリに対して半額くらいになるようです)
裏を返せばそれだけ不具合が多いと部品と捕らえてしまいます。

みなさんもこの黒い子悪魔には十分ご注意ください



なるほど・・・めちゃめちゃ参考になります!

確かに私の場合もトラブルが発生したのはK&N湿式エアーエレメントを装着した後でした。

E36ではエアフロー回りの汚れによるトラブルが有名だったので、その点を質問したところ、
「E46ではセンサー本体が汚れることは極まれなので、湿式でも問題はないです」、
と言われたので安心していたのですが・・・

ディーラーでも「もう少し様子を見てください」、と言われているので
これ以上の発症が起こらないことを祈りつつ、乗り続けています(苦笑)。