味噌蔵

★会員勢力関係之図・最新版★

賞状は、受賞者の名前を入れるだけにして、
私が用意します。

そして、表彰式。
発表は雲上人の村山明さん。
授与するのは開祖の増岡弘さんです。
彼は「サザエさん」のマスオ、「「アンパンマン」のジャムおじさん役で知られる声優さんです。
家庭作り、人間作りをテーマの講演で全国を飛び回る毎日です。

 「みそひともんちゃく」という手作り味噌の会に参加して、もう四半世紀を越えました。
今では我が家の「食」の基本にもなっています。
毎年40キロ以上を作る、その味噌「萬雅」の出来るまでを、門外不出!の秘伝書と共にご紹介。

★カレーを付けて食べると実に美味しい「ナン」も簡単に手作り…

ナンのレシピ(2〜3人前)は、

小麦粉(強力粉) 300g
ベーキングパウダー  5g
塩        一つまみ
水       約170cc

以上をボウルで混ぜ合わせ、よーく捏ねて(初めは手に貼り付きますが、捏ねているうちに離れてきます。
耳たぶ程度の硬さになればOK)丸めてラップかポリ袋に包んで寝かせる(暖かくして小一時間)。
膨らんだ中の空気を抜いて(こぶしでギュッと)数個に千切る。
平らに成形してフライパンなどで焼く(焦がさぬよう、弱火でじっくり。テフロン加工ならそのままで可。
貼り付きが心配なら薄〜くオリーブ油を塗っておくのも良いでしょう)。

☆お手製のラベル(実際にはシール仕様になっています)。

☆総本舗に

☆総本舗に

●左がそれ。右は通常の甘酢漬け。

 ☆そして、おいしいラッキョウ漬けのご紹介。

お馴染みの「甘酢漬け」ではありませんで、しょう油、みりん、酢を合わせた液に漬け込んで、
一週間後から食べ始めてそのまま食べ切ってしまうというもの。
長期保存するのでなく<旬を味わう>ラッキョウ漬けです。
パリパリの歯触りで酒の肴にも抜群。一つ食べると、やめられない止まらない!
20年ほど前に味噌作りのお仲間から教えていただいたのですが、
以来、我が家ではこれがこの時期には欠かせない定番。
ラッキョウが出回る5月中頃から6月にかけて、何度か作ってみてください。
絶対のお薦めですので、是非お試しを!

<材料>
ラッキョウ 1キロ(新鮮なもの)
しょう油 180CC
みりん   90CC
酢     60CC
ダシ昆布 15〜20g
鷹の爪  3、4本
梅酒漬けなどに使う広口のガラス瓶(2L用)。
<作り方>
ラッキョウの頭と根を切り、良く水洗いしてからザルに上げて水気を切り、
しょう油、みりん、酢の合わせ液を入れたガラス瓶に入れる。
3、4p幅に切ったダシ昆布と、種を抜いた鷹の爪を加えて(軽く)蓋をする。
朝と晩、瓶を揺すって合わせ液とラッキョウを馴染ませる。
ご注意※このとき、瓶の蓋を緩めて「ガス抜き」をすることを忘れないよう!
密閉したままでは危険(ラッキョウは生きてます)。
一週間後あたりから食べられます。

 ☆付録

 「萬雅堂チキンたっぷりカレー」(辛口)レシピ     ※「手作りお父さんカレー」のご紹介です。

<材料>(10〜15人分)
鶏もも肉ブツ切り  600グラム
鶏手羽先      400グラム(全てもも肉でも構いません)

ヨーグルト        200〜300グラム(牛乳の代用も可)

サラダ油        大さじ2
玉葱          大3〜4ヶ
クミンシード      小さじ1
生姜            小片
ニンニク         大1片
レモン           1個

カレー粉       30グラム
カレールウ     400グラム

水        3〜4リットル程度
にんじん         中2本 (にんじんジュースの代用も可。その場合300cc程度)
トマト缶(ホールorカット) 1缶(生のトマト中2個程度でも良し。濃縮トマトジュースの代用も可)
リンゴ            1個

オイスターソース    大さじ1
ビンダルーペースト   小さじ1(無くても可)
しょう油        小さじ1

洋風ダシの素      30グラム
ローリエ          1枚
赤唐辛子          1本

チャツネ        大さじ2

<作り方>
鶏肉をヨーグルトに漬け込むように浸してカレー粉をまぶし、レモンの絞り汁をかけておく。

フライパンに油をひき、みじん切りにした生姜とニンニクをクミンシードと共に軽く炒める。
薄切りした玉葱を加え、全体が飴色になるまで炒める(45分〜1時間)。

大き目の鍋に3〜4リットルの水を沸かす。
にんじんをすりおろして入れる。
トマトを加える。(ホールトマトはつぶす。生トマトの場合も同様)
リンゴのすりおろしを加える。

玉葱を炒めたあとのフライパンで、ヨーグルト漬け鶏肉を焼き目をつける程度に炒める。
(カレー粉を焦がさぬこと)

鶏肉、炒めた玉葱、ローリエ、赤唐辛子(種抜き)、洋風ダシの素を鍋に入れる。
(ダシの素はフォンドボー、チキンスープの素、コンソメ等でも可)
中火でしばらく煮込む。
(ブーケガルニがあれば追加したい)

弱火にしてカレールウを入れ、よく攪拌しそのまま2、3時間煮込む。

アクを取りつつ、合間にオイスターソース、しょう油、チャツネで味を整える。

エキスが抜け出た骨は取り出してしまいましょう(冷凍するときに邪魔)。
鶏皮もお嫌いでしたらポイと。

最後にビンダルーペーストで辛味をプラス。(ガラムマサラがあればそれも)


※以上が私の基本だが、大体は(分量も時間も)適当でOK。
面倒なのは玉葱を炒める時だけで、あとはたまに鍋を覗くだけだから、楽なもの。
その日の夕食に楽しんだ後、翌朝、冷めたところでフリーザーバッグに小分けして、冷凍する。
お父さんはいつだって多めに作るのです(笑)。
こうして1〜2ヶ月間はいつでもお手軽に、美味しいカレーが食せるというわけ。
おっと、おまけに、も一つ。
鍋は洗う前に和風ダシで薄めて、お昼のカレーうどんのスープにいたします。コレがまたイケる!

※付録 「萬雅堂カレー」&生ラッキョウ醤油漬け/レシピ が下段にあります。

ビニール袋を広げると、立ち上るお味噌の匂い!

10ヵ月後には出来上がりです。
途中で「天地返し」をしても良いでしょう。
私はしませんが(笑)。

そして、容器に詰めます。
私は樽の内側に漬物用のビニール袋を広げ、その中に押し込んで入れています。
密閉して、空気が入らぬようにしましょう!

同じ材料で仕込んでも各人それぞれ
微妙に味が違います。

「みそひともんちゃく」では毎年、出来上がったお味噌の審査を兼ねた「例大祭」が開かれます。
その審査風景の一端を…。

完成です。

麦麹(こうじ)と自然塩を混ぜます。
これを「塩切り」といいます。

満遍なく、偏りが無いように!

漬物用の重石を載せて…
さらに全体のホコリよけの袋をかぶせます。

潰した大豆を、塩切りしておいた麹と混ぜ合わせます。

煮汁を切って、ビール瓶の底などで潰します。
私は量が多いので、味噌羽根付きの餅つき機を使っています。

国産大豆を洗って、一晩水に浸しておきます。
大きく膨らみ、嵩が増えるのでご注意。

コトコトと半日以上かけて、充分に柔らかくなるまで煮ます。