2年生でのプロジェクトアドベンチャー
ヘリウムフープから全員のチャレンジへ! その1

2003年度、2年生で1年間行ってきた、プロジェクトアドベンチャーを中心としたワークショップ。
いよいよ最後の日となりました。
この日は、アイスブレーキングゲームをいくつかやって体とココロをほぐした後、子どもたちにとって思い出深い、「ヘリウムフープ」をやりました。
ヘリウムフープとは、グループの一人一人の指がフラフープに触れている状態(フラフープから指を離してはいけない)でフラフープを下におろしていく、というアクティビティです。こう聞くと簡単そうなのですが、これが難しい!
意に反してどんどんフラフープが浮かんで行きます。ヘリウムが入っているような不思議なパワーがあるフラフープなので「ヘリウムフープ」というのです。プロジェクトアドベンチャーの中でも、ボク自身が体験してすごく気づきのあったアクティビティです。


簡単そうに見えて難しい!フラフープが軽く、グループの人数が多いほど難易度が上がります。
この「ヘリウムフープ」、2年生の5月に初めてやった時は、あるグループでケンカがおきました。
「おまえ、ちゃんと下げろよー!」
「下げてるよ!」
「さがってないじゃん!」
「もうやめたー!! (涙)」
なんてことが起きたのです。
この後の振り返りでは、
「なぜうまくいかなかったのか」
に焦点を当てました。
「相手をせめてもうまくいかない」
ということが何となく子どもたちの意識に上った時間でもありました。
クラスで大事にすること(being)

の中には、
「相手を責めない(アタックしない)」
ということが書き足された時間でした。

その後のいろいろなアクティビティに、この時の体験が生きていたと思います。もちろん同じ失敗を何度も繰り返し、でも確実に自分のものとしていっているなあという実感がボクにも、おそらく子どもたちにもあったと思います。
ですから何かあると、
「岩セン!ヘリウムフープやろうよ!」
と子どもたちが言ってきていたのだと思います。ある意味、このクラスの出発の原点だったのです。

もう何度もやっているので、どのグループも成功!



2回目からは「両方の手の指を使う」と難易度を上げましたが、グループごとに相談して、見事成功していました。

その時、ある子が、
「岩セン、全員でチャレンジしてみたいな」
と言いました。

「全員??」と思いましたが、このとき、九州の福岡で行われた「プロジェクトアドベンチャー体験会」でトレーナーの難波さんが行った、全員版のヘリウムフープを思い出し、やってみることにしました。  

                                 続く