'04年4月30日 『KELLENERS』コンピューター(DME)チューン



ダブルK号を購入してから2年あまりが経過し、その間に色々なメンテナンス&モディファイをしてきました。

動力性能的には今まで十分に満足してはいたのですが、強いて言うなら2〜3千回転あたりでの吹け上がりのもたつきを感じていました。
(プラグはイリジウムに替えてあるし、吸気系はK&N+エアボックス穴あけ加工、排気系はスパスプになっています。)

あとはエンジン本体にでも手を入れないと・・・といった状況でした。
(んなこと言ってもお金ないし・・・(^^;)


そのとき思い出したのが、旧ダブルK号のときにお世話になっていた『KELLENERS SPORT』でした。

今でこそ、コンピューターチューンやカム交換などを手がけているところは他にもありますが、
当時('97年)は信頼できる(=ディーラーで問題なく見てもらえる)ところは、私の知る限り
『KELLENERS』でのエンジンチューンしかありませんでした(全然無かったわけではないですよ)。

そして実際にE36-320iに乗っていた'97年当時、ステージU(=ハイカム)を組んでもらっていたときからの
お付き合い&実績があったので、今回も迷わずコンピューター(DME)チューンをお願いすることにしました。




・・・ということで久しぶりにやってきました!nonさんのHPでもおなじみの『KELLENERS SPORT』です♪





ちなみに日本とドイツ本国には時差があるので夕方からの作業になりました〜


前車のときは『ROMチューン』だったのですが、
今回はこんな感じでやってます♪


「(オーナーの)アベイさん自ら作業中の図」です(^^)

ここにDMEのデータを吸い上げるんですよ〜♪
そのデータをドイツ本国のケレナーズ本社へ送って、
オンラインでやりとりしていきます。




・・・あとは本国からのDMEデータが帰ってくるのを待つばかりです。

待ち時間のしばしの間、ショップ内で貴重なお話を聞くことができました。
お話の内容はヒミツなんですが、それではみなさんに申し訳ないので(?)
店内の様子をちょこっとだけお見せしましょう(^^)


ケレナーズブランドのマフラー&足回りがたくさんあります。

ホイールやテールなどのパーツが並んでいます。

このホイールこそ、私のHNの由来となった『ダブルK』ホイールです。
もちろん私も所有してますよ〜(スタッドレス用ホイールとしてですが)。
このポスター、すごく欲しいなぁ・・・(^^;




〜そのあと一時間ほどで、無事に作業は終了しました〜




無事、コンピューター書き換えが終了したか確認するため、早速エンジンを始動してみると・・・おっ!
何だか以前よりもサウンドがたくましくなったような気がします。

そこで『ブォ〜ン』と軽くブリッピングしてみると、シートが揺れんばかりの野太いサウンドになっています!

ちなみにダブルK号はドイツ本国仕様の並行車なのですが、今回のコンピューターチューンによって
ディーラーでのDME診断が日本仕様の機械を使ってのチェックが出来るようになったそうです。

また、日本の気候にあったマッピングに書き換えられたことによって「真夏の渋滞時にエンストする回数も減るでしょう」
とのことでした(これはM3乗りにとって切実な問題だと私は思う・・・^^;)。






これでスペック上はノーマルの321psから、プラス24psの
345psになりました♪(ケレナーズHPより)
・・・ですが私としては見かけ上のスペックよりも、『常用域で体感できるかどうか』の方が重要だと思います。



アイドリング回転からクラッチをつないで見ると、以前はエンストしそうだったのが
今はほんの少しアクセルを踏むだけでスムーズにつながるようになりました。
低速トルクが増したことを実感した瞬間でした。

そして帰りの高速で踏んでいくと・・・おおーっ!明らかに低速トルクが増していることを実感!!
また、レッドゾーンがノーマルM3Cの7,400回転から8,000回転以上に上がっていることも確認できました。
(メーター上で見る限り、8,100回転あたりでリミッターが作動しているようでした。)

目に見えるようなチューニングではありませんが、通勤&遊びをこれ1台でこなしている私といたしましては
日常での使い勝手が向上したことで大いに満足しております(^^)。